0のへや[0の部屋]
数字「0」の入った部屋のこと。
ホワイトニングにより部屋内にあるマスは総て白マスになるため,0の部屋は白マスを発生させるための最も簡易な装置と考えられる。また,1の定理やジグザグサンドなどとの相性が良いため,0の部屋は難しい問題を創るときにも重宝される。
なお,0の部屋が角や端に接していない場合,その部屋を隔てて,黒マスは互い違いになる:
┃0 ┃ ■┃・ ・┃・ ・┃・ ・┃■
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┃ ┃ → ・┃・ ・┃■ OR ■┃・ ・┃・
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1いん1かける1[1in1×1]
→黒一点
1かけるnのへや[1×nの部屋]
→廊下
1のていり[1の定理]
1の部屋に関する3つの解き筋,前倒しの1,押し出しの1,中央分離の1をまとめた総称。なお,「1の定理」という呼称ではあるが,数字が2以上のところでも同様の解き筋は見られる。
1の定理を多用した問題は基本的に白マス中心に進んでいく展開になるので,従来の「黒マス突進型」のへやわけとは違った魅力を発揮する。へやわけの奥深さの一端を担う重要な解き筋群である。
┃1┃1 ┃1 ┃0 ┃ ┃
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┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
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┃ ┃1 ┃1 ┃1┃1 ┃
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┃1┃ ┃ ┃ ┃ ┃
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┃ ┃ ┃ ┃ ┃
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┃ ┃1 ┃1 ┃1 ┃
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┃ ┃0 ┃ ┃ ┃
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2かけるnさんど[2×nサンド]
→ジグザグサンド
3れんぞくきん[3連続禁]
へやわけのルール(3)「白マスは,タテまたはヨコにまっすぐに3つの部屋にわたって続いてはいけません。」のこと。
「3連続禁を使わないへやわけ」「3連続を許すへやわけ」というものを創ることは不可能ではないが,このルールがあるからこそへやわけが魅力溢れるものになっている,ということに反論する者はそうはいないだろう。例えば,1の定理や単純仮定などは,3連続禁あってこその解き筋である。
参考までに,へやわけから3連続禁ルールを除いた問題の例を以下に示す:
<「3連続OKへやわけ」の問題>
┃1 ┃3 ┃1 ┃
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┃ ┃ ┃ ┃
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┃1┃1 ┃3 ┃2 ┃
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┃ ┃ ┃ ┃ ┃
┣━┻━┿━┫ ┼ ┣━┿━┳━┫
┃2 ┃ ┃1 ┃ ┃
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┃ ┃ ┃ ┃ ┃
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┃2 ┃3 ┃1 ┃
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┃ ┃ ┃ ┃
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3連続禁による黒マス発生は,黒マスの発生する部屋が注目している3連続の部屋のどの位置にあるかによって,外向型と内向型に分類できる。連続する3部屋のうち両端の部屋に3連続禁が発生する場合が外向型で,真ん中の部屋に発生する場合が内向型である。
<外向型>
・┃・ ・┃ → ・┃・ ・┃■
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<内向型>
・┃ ┃・ → ・┃■┃・
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┼ ╂ ┼ ╂ ┼ ┼ ╂ ┼ ╂ ┼
・┃・ ┃・ → ・┃・ ■┃・
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廊下を挟む形でない内向型(上図の下の方)は「過去を振り返る」ことになる分,外向型よりも一般にテンポが少し落ちる。勢いを重視するへやわけを創る場合は外向型の3連続禁を中心に,パズル度を重視するへやわけを創る場合は内向型の3連続禁を中心に据えるように心掛けると,メリハリを付けやすいだろう。
4いん3かける3[4in3×3]
数々の中級〜上級解き筋を生み出す現代へやわけ界のホープ。「4in3×3を制するものはへやわけを制す」と言ったら過言だが,少なくともへやわけのエキスパートとなるためには避けては通れない対象である。
サソリの4,四方固め,かたつむり定理,角の白十字,V字の4など,数多くの中級〜上級解き筋へ派生する。
┃4 ┃5 ┃ ┃
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┃ ┃ ┃ ┃
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┃ ┃ ┃ ┃
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┃ ┃ ┃ ┃
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┃ ┃4 ┃ ┃4 ┃
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┃ ┃ ┃ ┃ ┃
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┃ ┃ ┃ ┃ ┃
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┃ ┃ ┃ ┃ ┃
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5いん3かける3[5in3×3]
→3×3クロス(さざんくろす)
7いん3かける5[7in3×5]
→二段梯子
21いん7かける7[21in7×7]
→打ち上げ花火21
nいん1かける2nまいなす1[nin1×(2n−1)]
2in1×3,3in1×5など。広義には1in1×1も含むが,普通は含まない。
基本手解き筋の飛び石定理や中級解き筋の渡り廊下を生み出す。また,盤面の端に寝かせ(=長辺を盤面の端に接させ)たり,端から1マス分だけ離して寝かせたり(下図盤面の左上)することでより破壊力を向上させることもできる汎用性の高い装置。
┃ ┃ ┃2 ┃
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┃2 ┃ ┃ ┃
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┃ ┃ ┃ ┃2┃
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┃3 ┃ ┃ ┃
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nいん2かけるn[nin2×n]
2in2×2,3in2×3など。広義には1in2×1も含むが,普通は含まない。
nin2×nの黒マスの入り方は2通りしかないので,部屋の中のどれか1マスが確定すれば総てのマスが自動的に確定する。このため,nin2×nの周辺のマスを黒マスにして,その黒マスによる黒隣接禁からnin2×nを一気に「爆発」させることにより,へやわけにスピード感を与えることができる(→起爆)。また,方向転換機として機能し,ダイナミックな分断禁を演出するのも,nin2×nの重要な役割である。
中級解き筋としてのnin2×nの利用価値としては,端に立てて配置されたときの足下の白,nが3以上の場合に使うことのできる腹の白などがある。