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360mm以上の埋め込みが必要です。
基礎工事完了です。精度のよいしっかりした基礎が出来上がりました。
所定通りの寸法で出来上がりました。
基礎の厚みは150mmです
基礎立上りの天端(てんばと読む。上端を意味します)を水平に仕上げるものです。これをせずに金ごてで平滑水平に仕上げても後日モルタルで仕上げてもよいのですが、この基礎レベラーというものは流し込むだけで自ら平らになってしまうのです。セルフレベリングといいます。
省力化のために使用しています。コンクリート上面の浮き水(ブリージング)が無くなってから施工することが重要です。
約1cm程度の厚みで流し込みます。いくら水平になるからといって、ただ流しこめば良いわけではありません。材料に粘性があるため水面と同じところまでは至りません。やはり型枠に水平の墨が打ってあるのです。その墨にあわせて流しこむのです。流し込んでいると墨は見えなくなってしまいます。見えないとこまるのでさらに目印が付けてあります。型枠の奥側に40〜50cm間隔で釘が打ってあるのがおわかりかと思います。
天端釘といって墨がみえなくなっても、大丈夫な目印です。
建物の水平はこの作業で決まってしまいますがら、大変重要な作業です。
コンクリート天端付近に黄色い水糸がみえます。これは型枠の端から端まで引きとおしてあります。これは型枠のゆがみを見るものです。型枠と糸との間隔が一定であれば型枠はゆがんでいないことになります。高さを管理する糸ではありません。
コンクリートへの埋め込み深さが275mmとなります。
十分な埋め込み深さです。
250mm以上必要です。
12/27、立上りのコンクリート打設です。もちろん温度補正等をして30Nの生コンクリートです。コンクリート試験も行いました。
ホールダウン用のアンカーと土台を固定するためのアンカー
の設置状況です。
昔は田植といって、コンクリート打設後に田植のようにアンカーボルトを設置していました。
コンクリート中の塩分量が適正であるか検査した記録です。
写真の左下に張ってあるものが、カンタブという測定計です。
1回に3本計測し平均値をとり、判定します。
塩化物量の測定記録
先の均しコンクリート高がやり方に張られた水糸からの距離で800mmでした。
ここでベタ基礎高は650mmです。800-650=150mm
コンクリートの厚み150mmということになります。
基礎工事完了
コンクリート出来形検寸
ベタ基礎高検寸
基礎レベラー
立上りコンクリート打設
アンカーボルト
ホールダウンアンカーボルト
アンカーボルト及びホールダウン金物設置
型枠のための墨出しをおこなって型枠を設置します。
当社の配筋にはフックをつけてあると言いました。
ここでこのフックがあると、かぶりに関しては不利になるわけです。
ここで、鉄筋配置の精度が要求されるわけです。ですから当社では防湿シートの上に均しコンクリートを打設する必要があるのです。写真のように精度よく配筋されています。
立上り型枠
では本当に所定の品質のコンクリートが現場に搬入されたのでしょうか。
それを証明するために試験を行います。空気量、スランプ、圧縮強度、塩分量の試験を行います。強度については生コン車のコンクリートを採取して試験体を作って1週と4週に圧縮試験をおこないます。結果は報告書になります。
木造ではこの試験は、行わなくてもとおります。試験はお金も手間もかかります。これをやらない業者さんはたくさんいます。やらないからといって問題になるわけではありません。大手ハウスメーカーはやっていると聞きます。
官庁工事の厳しいところでは、生コン車から採取したものとポンプ車のホースの先から採取したもので試験を行う位です。
当然圧縮試験も生コン工場での圧縮試験では許されず、公的な試験機関での試験となります。
当社では、木造の基礎に関してのての試験は生コン工場での試験とさせていただいております。
コンクリート試験
JIS認定工場の生コンクリートです。
現場搬入よりも、早い時期に工場より生コンクリート配合報告書を取寄せコンクリートの配合をチエックしています。セメント量や水の量またそれの割合、砂利や砂のチエック等を行い、問題あれば配合の変更等を指示します。
生コンクリート搬入
いよいよコンクリート打設です。12月22日です。寒い季節です。
打設後凍らないよう注意が必要です。晴れた夜の放射冷却が心配です。
このときは数日暖かい日が続き凍結の心配はありませんでした。
コンクリートの設計基準強度は21N(ニュートン)です。しかしここで単純に21Nのコンクリートを打設すればよいというものではありません。
現場コンクリートと試験室のコンクリート強度では差があります。よって3Nの強度を上乗せいたします。更に温度補正といいまして、地域と季節ごとに補正値が決まっております。横浜の12/22は6Nの補正値です。(国土交通省仕様)
よって21+3+6=30Nのコンクリートとなるわけです。(住宅金融公庫仕様では27N)
21Nと30Nのコンクリートでは大きな価格差となり、施工会社としては、その価格をお客様に転嫁するわけにもいかず、つらいところであります。
なぜ温度補正が必要かといいますと、コンクリート強度は4週強度といいまして試験室の20℃の水中で28日間養生した時の強度を言います。
当然寒ければ強度が出るのに時間がかかりますから、28日で所定の強度を出すには、補正をしてやらないと所定の強度がでないのです。
なぜ28日での強度を基準にするかといえば、それを基に型枠を解体してよい期間が決まっているのです。これを型枠の存置期間といいます。この時期、これだけの温度補正をしても、型枠を解体するのに8日間おかなければならないのです。工期が無いときにはつらいものです。
これを8日とは言わず、おれの現場は1ヶ月でも2ヶ月でもおいていても工期的に問題ないというのであれば、温度補正をする必要もないのです。また土間コンクリートといって型枠を伴わないコンクリートは温度補正をしなくても良いようです。
尚、これは官庁工事や大型工事に適用されることであって、木造に適用しなくても通ってしまうのです。温度補正なしに型枠を8日置くどころか2〜3日ではすしてしまっているケースをよく見かけます。当社では当然、温度補正と型枠存置期間を守っております。
(財)住宅保証機構の配筋検査合格です。
配筋検査
外周部の下の部分の鉄筋の重ね継ぎ手です。52cm以上確保です。
参考までに重ね継ぎ手のほかにガス圧接継手などがあります。
重ね継ぎ手
重ね継ぎ手
補強部分の配筋です。D13@100です。
中央上部(3の目盛りの3本上)あたりの鉄筋の下にグレーの四角いものが見えます。
これもスペーサーです。ここも土に接する部分ですから60mmを確保しています。かぶりに関しては均しコンクリートはコンクリートの厚みとしてカウントされませんのでやはり60mm確保です。
もしここで、均しコンクリートを打設していなかったら、このスペーサーが防湿シートのしたの砕石に食い込んで所定のかぶりが確保できなくなるのです。よくそういう現場を見かけます。
スケールを当てているのは重ね継ぎ手といって鉄筋を継ぐ部分の写真です。仕様では40dとなっています。40dとは鉄筋の直径の40倍以上という意味です。ここでは13mmなので52cm以上の重なりが必要となります。
写真でこの重ね継ぎ手が1本おきにあるのがおわかりになると思います。これは継ぎ手位置をすべて同一場所にすると弱くなるので、同一場所にならないよう1本おきに配置しているのです。
コンクリートの外面から鉄筋の表面までの距離を「かぶり」といいます。
このかぶりが少ないと、コンクリートの中性化により鉄筋の錆びが発生しコンクリート表面を破壊します。ひどいところではこのかぶりが0というところもあります。このかぶりは部位によって規定されています。国土交通省の仕様書においては土に接する部分は60mm以上となっています。
写真にあります円形のものはスペーサー(現場での通称ドーナツ)といってこのかぶりを確保するために付けるものです。写真のようにタテに取り付けます。横に取り付けるとコンクリートの石が引っかかったりしてコンクリートの欠陥(ジャンカ)となりうるからです。1m程度の間隔で取り付けます。
かぶり
異形棒鋼 D13@200
異形棒鋼とはリブのついた鉄筋(デコボコした鉄筋)です。コンクリートとの付着力を高めるためのものです。
これに対して丸鋼といってデコボコのない鉄筋がありますが現在ではほとんど使われません。古い建物を解体するとこの丸鋼が使われています。
D13とは直径13ミリの異形棒鋼という意味です。
@200とは200間隔に配置するという意味です。
この鉄筋にも組成により強度の異なるものや、再生されたものもあります。その性能やメーカーなどは鉄筋に刻印されています。この刻印のことを圧延マーク(ロールマーク)といいます。
メーカーでは品質の証として鋼材検査証明書というものを発行しています。官庁工事ではそのロールマークの確認や鋼材検査証明書の確認なども行われます。
民間工事だからといってこの鉄筋の材質について何も気にせずに工事を進めるのは良くありません。
ベタ基礎配筋
床版部分は異形棒鋼D13の200ピッチの配筋です。
立上りが途切れる部分の下周囲は補強のため100ピッチとしています。
この補強をしている会社はあまり見かけません。
立上りは異形棒鋼D10の300ピッチです。フック付としています。
このフックは無くてもよいのですが当社ではフック付としています。
フックとは写真のように、タテの鉄筋の上部がU型に折り返してある部分をいいます。躯体の強度に大きな差がでます。
ベタ基礎配筋
均しコンクリートの上に墨壷という道具で写真のように墨を出します。
これは基礎の位置を原寸で画いたものです。
鉄筋の位置を決めるものです。
もしここで均しコンクリートを打設していなかったら防湿シートの上に鉄筋を組むことになるわけですが、その場合どうするかというと、シートの上にマジックで簡単に線を画いたりして目安とするわけです。
鉄筋ですからかぶりが確保できていれば少々ずれても問題ないという考えからすれば、特にいけないわけではありません。しかし防湿シートはズレますし、鉄筋も組みにくいことは事実です。
均しコンクリートを省くことで工事費の節約にはなります。
しかし防湿シートは痛みますし配筋の精度もおちます。
以前よりはだいぶよくなりましたが、建設業界一般では基礎の精度に関しては少々甘い考えが通っています。
墨出し
均しコンクリートの高さ管理です。水糸からの距離で管理します。
床付高が830でした。均しコンクリート高が800ですから、
830-800=30 厚み30mmということになります。
あとで温度補正という言葉が出てきますが、この均しコンクリートには温度補正はしておりません。
均しコンクリート高検寸
数年前まで通称捨てコンクリートといっていましたが、今では均しコンクリートと言うようです。捨てるという言葉が良くないからと、横浜市建築局の監督さんが教えてくれました。官庁工事から捨てコンクリートという言葉が消えました。
この施工目的は、墨を出すためと、型枠の固定といったところです。墨とは構造物をつくるための原寸の印です。
この均しコンクリートは状況によっては必ずしも必要なものではありません。この均しコンクリートの施工を行わずに防湿シートの上に鉄筋を組んでいるのを見かけます。
けして間違いではありません。いけないことでもありません。
しかし、これを施工すると寸法精度が格段によくなるのです。当社では標準で施工します。
防湿シートの保護にもつながります。
防湿シートを保護しようという考えは、建築業界にはありません。
均しコンクリート打設
防湿シート重ね幅の管理です。250mm以上確保です。
住宅金融公庫仕様では150mm以上となっています。
防湿シート重ね
砕石高さの管理です。砕石が厚すぎるのは次の工程のコンクリートが薄くなるので良くありません。
水糸からの距離で管理します。距離は830mmです。
砕石高検寸
砕石地業
砕石地業
防湿シート敷
防湿シート厚0.15mmの施工です。重ね巾が大切です。
当社では見えなくなるところも丁寧に施工いたします。
この防湿シートは、少々破れても問題とはなりませんが、当社では極めて破らないよう気を付けて作業しています。
職人さんが大変気を使って施工してくれました。
通称プレートと呼ばれる機械で転圧です。高さの微調整
に便利です。
高さの微調整のことを不陸整正といいます。
砕石を所定の厚さに敷つめて転圧します。水糸を張り、高さを確認しながら作業を行います。
左写真のように広い部分は振動ローラ、狭い部分はその下の写真のように、ランマーという機械で締め固めます。
所定の厚みは120mmですが、ガラ等を取り除いたため、大部分で200〜300mm程度の厚みとなっています。
このような場合は一度で転圧してもよく締まらないので、2層に分けて転圧を行います。
砕石地業
床付高の管理です。浅いと次に施工する砕石厚が薄くなるため良くありません。
深い場合は、土で埋めて所定の高さにするようなことは、してはいけません。
深い場合はそのままで、次の施工の砕石で埋めることになります。
やり方に張った水糸からの距離で管理します。
写真では1070mmという距離になっています。所定の距離は950mmです。120mm堀過ぎています。これはガラとよばれるコンクリート塊など障害物を取り除いたためです。この差は次の施工の砕石で埋めることになります。
床付高検寸
散水により一部含水率が高くなってしまったため、セメントを散布し再度の締め固めです
含水率調整
締め固めることを転圧といいます。通常荒らしていない床付面は転圧の必要はありません。
しかし、地盤調査結果により、散水や吸水により土を適度な含水率にして振動ローラ8往復という締め固めを行いました。
実際には20往復位したでしょうか。
官庁工事や大型現場では床付検査があります。床付とはその位重要な工事です。これをいい加減に行うと、不同沈下の起きる確立が高くなります。
床付面転圧
掘削とは掘ることです。床付とは底面を荒らさないようにし
て底の形を整えることを意味します。ただ掘ればよいというわけではありません。写真の黄色い糸は水糸といいます。
これは床付面の高さを測るために張っています。この糸は水平に設置した水盛やり方に張られています。
やり方とは写真にあるように建物を建てる外周に貫板を水平に設置して高さの基準とするものです。貫板には測量した基準となる位置の印が付けられます。その基準とは基礎の中心線であったり、基礎の側面の位置であったり、各現場で、作業しやすく、間違いにくい基準を設定します。そこに釘を打って糸を張ります。
水盛とは、今はレベルという測量機器で水平を出しますが、昔は水盛缶という測量機器を使って水平を出していたので、そのように呼ばれます。水盛缶は水をつかって水平を出す道具で原始的なものですが、精度的には問題ありません。今でも使われています。現場状況によっては使いやすい道具です。
掘削床付
地盤調査の結果はすぐにパソコンにて確認できます。
余談ですが測定業者さんに聞いたところ、この機械一式700万円ほどするそうです。
後日、調査報告書と考察が送られてきます。
検討の結果、この現場では床付面(掘削した底面)を十分締め固めてベタ基礎という結果になりました。
現場は分譲地内で隣接地では杭を打っているところもあったので、ベタ基礎でOKの結果に施主様もホットしたところです。
スウェーデン式サウンディング試験の場合、この測定法に比べ、過剰側に判定される場合が多く、場合によっては地盤改良に出費がかさむと言われています。 また、(財)住宅保証機構の保証の対象になる測定方法なので安心です。
地盤調査
当社では表面波探査という地盤調査を取り入れています。
左側にある本体にて振動を発生させ、右側にある2つのセンサーにてその振動を感知して地盤を推定するものです。
スウェーデン式サウンディング試験に比べ障害物があっても測定でき、深い位置まで測定できます。測定精度も高く信頼性の高い地盤調査法といえます。
地盤調査
A様邸地鎮祭執り行いました(横浜市保土ヶ谷区)
竹は先端の細い部分が折れないよう注意してたてます。先端が折れているものは良くありません。忌み嫌われます。いつも注意していることです。
祭壇は北向きに設置します。祭壇、お供えは一式神社にて準備してくれます。竹や砂は建設業者が準備することが多いようです。中には神社にて全てそろえてくれるところもあります。
はじめに
住宅を設計施工するためには、図面に表せない施工方法や材料、仕上げ程度について決めておかなければなりません。仕様書は図面に表せない事項を補足するものとして極めて重要なものです。
工事が進んだ段階、あるいは竣工時点で、施主様のお考えと相当異なる仕様であったりすると、トラブルになります。これを防止するためには、十分打ち合わせの上、設計図面と共に仕様書を作成し、これを工事請負契約の一部として位置づけることが大切です。
弊社では仕様書として、現場ごとに作成する弊社の仕様書、住宅保証機構の性能保証住宅標準仕様書、住宅金融公庫の木造住宅工事仕様書の3仕様書を基に施工させていただくことを標準としております。
今回、耐震偽装問題もあり、鉄筋やコンクリートの施工につきまして、疑問に思う方も多くおられることから、基礎部分の鉄筋、コンクリート工事につきまして、厳しい仕様である、国土交通省の建築工事共通仕様書の仕様を一部取り入れて施工を行いました。
基礎工事編
コンクリート打設 厚150mm
神港建設の家づくり
インターネット現場見学会
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