プロバイダ・回線
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プロバイダ・回線
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「プロバイダってそもそも何だろう?」
「プロバイダを乗り換えることに意味はある?」
「プロバイダ乗り換えの手続きはどうやるの?」
このような疑問をお持ちの方に向けて、この記事ではプロバイダの役割からプロバイダ選びのポイント、スムーズな乗り換え手順をわかりやすく解説します。ネット環境を改善したいけど、どうしたらいいかわからない方も必見です。
プロバイダはインターネットサービスプロバイダの略称として用いられ、英単語の頭文字をとってISPと略されることもあります。インターネットを利用するには、アクセス回線(光回線・ADSL・CATVなど)とプロバイダの両方の契約が必要です。
アクセス回線はユーザー宅からインターネット(目的地)に行くための道路のようなイメージで、プロバイダはインターネットの入り口となるゲートのような役割をしています。
同じ道路(アクセス回線)であっても、どのゲート(プロバイダ)を通るかによって制限速度や一度に通れる車の量が変わってきます。プロバイダが沢山あるのは、それぞれで通信仕様や許容量に違いがあるからです。
どのプロバイダを利用するかによって通信品質やネットの快適度は変わってきます。
特に大手プロバイダは比例して利用者も多いため、全体の品質維持やサービスの安定供給のために、意図的に制限を設けていることがあります。主なものとして転送量制限と通信制限が挙げられます。
転送量制限は一定期間中の通信総量(ファイルのダウンロード・アップロードなど)が規定値を超えた場合に制限がかかります。これは主にアップロードの通信量が対象になることが多く、制限がかかってしまうと通信速度が極端に遅くなったり、解除手続きが必要となったりする場合があります。更に強力な制限の場合は、一定期間中(翌月までなど)ずっと制限され続けることになり、解除すらできないケースもあるようです。
通信制限は主にP2Pなど特定の通信方式を検知した際に、速度の低下や切断が起こります。有名なものだと大容量のファイルをやり取りするためのファイル共有ソフトを利用した場合や、対戦型オンラインゲームなどでもP2Pが採用されているケースがあり、それらの利用中に影響が出ることが多いです。
上記のような制限などネット環境にお悩みがある場合は、プロバイダを変更することでネット環境を改善できる可能性があります。
現在のプロバイダから別のプロバイダへ変更することを、プロバイダの乗り換えといいます。
アクセス回線を変更せず、プロバイダの乗り換えだけなら、新たな工事は必要ありません。そのため早いところでは、手続きのみで申し込んだその日からプロバイダを乗り換えることが可能です。
ネット環境についてお悩みがある場合は、まずはプロバイダの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?
プロバイダを選ぶ際には、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
まずは、契約中の回線に対応しているプロバイダであるかを事前に確認しましょう。
フレッツ光や光コラボなどのNTT東日本/西日本が提供する光回線とNURO光やauひかりなどの独自回線、eo光やコミュファ光などの電力系回線では、利用できるプロバイダは異なり、回線を変更する場合は工事が発生します。
契約中の回線を把握した上で、プロバイダ選びを進めることが大切です。
プロバイダを選ぶ際の重要なポイントの1つが、通信品質です。通信品質は、プロバイダの設備状況や接続方式、制限の有無などサービス仕様によって異なります。 事前にサポートに問い合わせるなどサービス仕様を確認の上、ご自身の利用用途に合ったプロバイダを選ぶことが重要です。
もめちゃんノートを運営するかもめインターネットのように、プロバイダによってはお試し利用が可能な場合もあります。予め、通信品質を確認できるとより安心ですね。
💡豆知識
インターネットの接続方式には、PPPoE方式とIPoE方式の2種類の接続方式があります。
PPPoE方式(Point-to-Point Protocol over Ethernet)は、イーサネット(Ethernet)上でPoint-to-Point Protocol(PPP)を使用して接続する方式です。ユーザー名とパスワードで認証を行い、インターネット接続を確立します。従来の接続方式で、多くのプロバイダが採用していました。基本的に安定しているものの、通信が集中する時間帯には速度が低下しやすいというデメリットがあります。
IPoE方式(IP over Ethernet)は、イーサネット上で直接IPパケットを送受信する方式です。フレッツ回線に紐付けて開通し、直接IP接続を行えるため、よりシンプルで効率的です。高速かつ安定したインターネット接続が可能で、混雑時(夜間や休日など)の通信速度が安定しやすい傾向にあります。
料金は、通信品質と並んでプロバイダ選びで重視されるポイントです。プロバイダによって、初期費用や月額料金は異なります。単に安い料金を選ぶのではなく、提供されるサービスの内容に見合った料金であるかを考慮しましょう。
また、契約期間の縛りがある場合は、解約時の違約金が発生することもあるため、料金の詳細と合わせて最低利用期間などの契約条件を確認することが重要です。
インターネットの接続にはトラブルがつきものです。トラブルが発生した際に、迅速かつ的確なサポートが受けられるかどうかは、長期的に見て非常に重要です。
特に、インターネットに詳しくない場合、電話・メール・チャットでのサポート有無やサポートの営業時間を予め確認し、サポートが手厚いプロバイダを選ぶことをおすすめします。サポートに関する口コミなども参考にするとよいでしょう。
ここまで、プロバイダ選びのポイントを解説しました。
通信品質、料金、サポート体制などの要素を総合的に考慮し、最適なプロバイダを選びましょう。
プロバイダの乗り換えは、事前に確認した上で進めれば、インターネットに接続できない期間を最小限に抑え、スムーズ乗り換えることが可能です。
あらかじめ、次の要点を確認しておくと比較的スムーズに乗り換えが可能です。
乗り換え先のプロバイダへの確認事項
・申し込みしてから利用開始までに要する日数
・申し込み手続きの内容
・利用開始日の指定可否
契約中のプロバイダへの確認事項
・申請してから解約までに要する日数
・解約手続きの内容
乗り換え先のプロバイダに申し込みをして、利用開始日などを確定させます。申し込みから利用開始日まで日数がかかることもあるので、この段階では現在のプロバイダ契約を解約しないように注意しましょう。
乗り換え先のプロバイダが利用開始になったら、プロバイダからの案内に沿って各種設定を完了させます。設定箇所を事前に確認しておくと、よりスムーズに変更できます。また、ほとんどのプロバイダがサポート窓口を用意しているので、分からないことは気軽に問い合わせをしてみると良いでしょう。
乗り換え先のプロバイダで接続が完了したら、現在のプロバイダの解約手続きを開始しましょう。
なお、現在のプロバイダの解約を忘れてしまうと、無駄なコストが発生し続けることになるので、十分ご注意ください。
メリットも多いプロバイダ乗り換えですが、以下の注意点があります。
メールアドレスや固定IPなどのオプションサービスを利用している場合、乗り換え先のプロバイダへ引き継ぐことはできません。乗り換え先のプロバイダで必要なサービスを提供しているか事前に確認をした上で乗り換えましょう。
IPoE方式は、光回線1契約における接続可能枠が1接続となります。
現在のプロバイダと乗り換え先のプロバイダ双方でIPoE方式での接続を利用する場合、乗り換え先のプロバイダの利用開始日に合わせて、現在のプロバイダの接続を解除する必要があり、タイミングによってはインターネットに接続できない時間が長くなる場合があります。
現在のプロバイダを解約する際にプロバイダによっては解約違約金がかかる場合があります。また乗り換え先のプロバイダで、初期費用や新たにルーターなどの機器購入費がかかることもあるので、事前に乗り換えにかかるコストを確認しましょう。
インターネットの入り口となるゲートの役割を果たしているプロバイダ。
現状のネット環境にお悩みがある場合は、工事なしで回線変更より手軽に手続きが可能なプロバイダの乗り換えを検討してみよう。
プロバイダは、通信品質や料金、サポート体制を比較して選ぶことが大切だよ。プロバイダの乗り換えは注意点もあるので、事前に確認をした上で進めることがスムーズに乗り換える秘訣!
ちなみに、もめちゃんノートを運営するかもめインターネットは、フレッツ光や光コラボなどのNTT東日本/西日本が提供する光回線に対応したプロバイダだよ。制限なしで無料お試しOKだから、ネット環境を改善したい人はぜひ試してみてね!
プロバイダを乗り換えるなら、
かもめインターネットがおすすめ!
1996年に神奈川県発の地域プロバイダとしてスタートした老舗のプロバイダです。
長年の実績に基づく高品質なサービスと丁寧なサポートで、快適で安定したインターネット環境を日本全国へ提供します。
転送量や通信方式の制限がないため、デバイスや通信量が多くても通信速度が制限されることはありません。業界随一の大容量設備に加えて、IPv6対応のv6プラスで夜間休日も安定した高速通信を利用できます。10Gbps回線光クロスに対応した接続サービスや固定IPも提供しております。
長期契約による縛りや解約違約金がなく無料お試しOKなので、ネット環境にお悩みでしたらまず品質をお試しください。
もめちゃんノートは運営実績25年の老舗プロバイダ「かもめインターネット」がお届けする快適なネットライフに役立つメディアです。
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